【2024年】JavaScriptのおすすめ本7選!入門者・初心者向けにセレクト。
この記事では、これからJavaScriptを勉強したい人、また、すでにJavaScriptを使っているがより知識を深めたい人のためにお勧めの参考書籍を7冊セレクトした。
今、もっとも習うべきであるプログラミング言語がJavaScript。
元々はウェブサイトに動きを加えるために開発された簡易的な言語であったがウェブの急速な発展とともに、今ではもっともよく使用されるプログラミング言語の座を不動の物としている。
そんなJavaScriptのための解説書も近年大幅に増えてきている。学習者によってはありがたい状況であるものの、自分の目的に合った一冊を見つけるのが難しくなってきているのも現状だ。
この記事では、お勧めのJavaScriptの参考書籍をレベルや学習タイプごとに紹介していくのでぜひ参考にしてほしい。
入門者・初心者向けのJavaScript本7冊
では、入門者・初心者向けのJavaScritpの書籍を7冊、もっとも難易度の低いものから順番に紹介したい!
確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版
まず、最初に紹介したいのはJavaScriptの入門書として定番の”確かな力が身につくJavaScript「超」入門”。
JavaScriptを学習するうえで必要となる知識と用意するツールなどを分かりやすい言葉で説明してくれる良書。もちろんJavaScriptのおもなユースケースであるウェブページの作成についても、丁寧に説明されており、JavaScript入門者が知っておくべきことは網羅されている。
JavaScriptの入門者であれば、この一冊を選んでおけば間違いないだろう!
かなり丁寧に解説されてるので本当に初心者におすすめですね。
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「丁寧な解説」という言葉を補足すると、プログラムの解説本って、理系独特の言い回しが多いので文系の人には伝わりづらいものが多いですが、この本は「丁寧」に解説しているので、他の本でよくある「ん?」という事がほとんどありません。
スラスラわかるJavaScript 新版
次に紹介するのは「スラスラわかるJavaScript」。
この本はJavaScriptを使ってプログラミングの基本を学習できる本だ。変数や条件分岐といったプログラミングにおける基本要素をしっかりと説明しており、この本で勉強すればプログラミングの基礎がしっかりと身につくだろう。
本の後半ではJavaScript特有のブラウザやDOMといったテーマも紹介しているので、特にウェブに興味がある人にも満足のいく内容となっている。
小学生・中学生の人でJavaScriptを通してプログラミングの基礎を習いたいと考えている人にとっては打ってつけの一冊だろう!
プログラミング初心者でも充分理解できました。解説は丁寧で理解しやすく、なるほど…
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と納得しながら進めることができました。初心者から中級レベルの人にお薦めです。
スラスラ読める JavaScriptふりがなプログラミング
”プログラミングには興味があるが、コードを読むのがどうも苦手”…という人にはこの「スラスラ読めるJavaScriptふりがなプログラミング」をお薦めしたい。
この本ではサンプルコードのすべてにふりがなとでコードの解説が書かれている。
ふりがなによりコードの内容がより定着しやすいのはもちろん、コードの解説にも十分なスペースが割かれているので置いてきぼりを食らうこともこの本なら無いだろう。
プログラミングに一度挫折した経験のある人もこの本でもう一度JavaScriptを使ったプログラミングにチャレンジしてみてほしい!
Web制作ゼロベースの方にとってはめちゃくちゃ良い書籍ではないでしょうか。
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本当に基礎だけなので、JavaScriptでゴリゴリなにか作りたいとか、機能的なものを作りたい、という方はこの書籍で基礎を勉強して、次に別の書籍へ、という使い方になると思います。
改訂3版JavaScript本格入門
今回、紹介した7冊の中でも一押しなのがこの「JavaScript本格入門」。
この本は10万冊を超えるベストセラーとなっており、ウェブ業界の中ではJavaScriptの教科書としての地位を獲得している。レベルとしては初級者から中級者向けと言えるが、どのレベルの読者であっても一読すれば必ず得るものがあるだろう。
JavaScriptの特徴や躓きやすいポイントにフォーカスしているので、JavaやPythonといった他のプログラミング言語を既に習得している人にもお薦めできる内容となっている。
普段業務でJavascriptを書いていますがこの本は、網羅性がすごくて何気なくめくるだけで学びがあります。js2022などの最新の仕様はブラウザの関係で直接使えないとしてもviteなどを使えば問題なく動くのですぐに開発体験に生きてくると思います。
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ステップアップJavaScript
次に紹介するのは初心者を脱して中級者を目指す人にお薦めの「ステップアップJavaScript」だ。
この本は初級者としてすでにJavaScriptの使用経験のある人が中級者になるまでに抑えておきたいテーマをまとめて一冊だ。フロントエンドエンジニアとして業務に携わるなら必ず知っておきたいことがコンパクトにまとまっている。
まったくの一からの初心者向けではないですが、htmlとjavascriptを基礎レベルで触ったり学習したことのある人くらいがちょうどのレベルかと思います。
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現在では旧バージョンになるES5から入って、現行のES6の新機能に対応したコーディングに直したりと現場開発目線での進行になっている点は関心しました。
独習JavaScript 新版
次に紹介するのはお馴染み”独習”シリーズの「独習JavaScript 新版」。
解説 ➡ 例題 ➡理解度チェックという3ステップでプログラミングを効果的に学習できるのが特徴的な一冊。
予習・実践・復習というステップを繰り返すことにより、プログラミングの知識・経験をより自分のスキルとして昇華することができるだろう。
JavaScriptの歴史や基本的な文法に始まり、非同期処理などのややこしいところまで網羅的に記述されており、正確な内容がシンプルな言葉で説明されているのでわかりやすかったです。
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初心者の方はもちろんおすすめですが、JavaScriptの経験が豊富な方にも新しい発見がたくさんありそうです。
JavaScript 第7版
最後に紹介するのは初心者向けでは無いもののJavaScriptの書籍としては外すことが出来ないオライリー出版の「JavaScript 第7版」。
洋書の翻訳版なので若干読みづらいところがあるものの、JavaScriptの仕様やコンセプトに関してこれほど掘り下げて書いてある書籍は他に無く、JavaScriptの開発者であればリファレンス書として机の上に常に置いておきたい一冊となっている。
これで1から勉強するもよし、今やってる参考書や勉強のリファレンスとして使ってもよし。大層なヴォリュームだがJavaScriptを極めるには最高の一冊。変化を続けるJavaScriptの今の姿を理解できます。
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JavaScript書籍の選び方
JavaScript関連の書籍は数多く出版されており、学習者は数多くの選択肢を持つようになった反面、自分の目的に合った本を見つけるのが難しくなっている。
この章ではJavaScript関連書籍の選び方について説明させてほしい。
自分の目的に合った本を選ぶ
JavaScriptは元々はウェブ制作のために開発された言語だが、近年ではバックエンドを始め様々な場面で使用されるようになってきている。
そういったJavaScriptの特徴や歴史の影響もあり、JavaScriptの本のコンセプトは非常に多岐に渡る。
分類してみると以下のような感じに分けることができる。
- JavaScriptを使ってプログラミングを学習する本
- HTML・CSSとセットでウェブ制作のためのJavaScriptを学習する本
- 実務でJavaScriptを使用する人のために嵌りやすいポイントをまとめてある本
- JavaScriptの言語的仕様を解説したリファレンス本
自分が本を購入する目的と本のコンセプトが一致しない場合は、本の値段に見合った学習効果を得ることは難しいだろう。
本を購入する前には本の紹介文と目次にしっかりと目を通して自分の求めている内容が書かれているかどうかを確認するようにしよう。
出版された時期を考慮する
JavaScriptは短期間で仕様を大きく発展させてきた言語。
2015年以降は毎年新しいバージョンがリリースされており、毎回新しい実装が追加されている。
特に2015年のES6での変更は大規模であり、それ以前のJavaScriptとは大きく異なっている。
既にAmazonなどでは2015年以前に出版された本が表示されることは少ないと思うが、ES6に対応していない本は古い本は購入を避けたほうが賢明だろう。
初心者・入門者向けJavaScript本7選!まとめ
さて今回はJavaScriptのお薦め本を7冊紹介してきた。
まったくタイプの異なる7冊の本を紹介してきたが、君のお気に入りの一冊は見つかっただろうか?
この記事が君のプログラミング学習の助けとなれば幸いだ!