【2023年】プログラミングに最適なPCディスプレイ・モニター5つを厳選して紹介!

この記事では、プログラミングに最適なお勧めのディスプレイを選び方のコツと併せて5つほど紹介したい。
自宅で長時間PC作業をおこなうエンジニア・プログラマにとって、ディスプレイはもっとも重要な商売道具。作業の生産性にも大きく影響する部分なので妥協せずに、自分の好みや作業スタイルに合ったセッティングを探したい。
今回は、2023年にもっともオススメなディスプレイを異なる価格帯から5つ選んでみた。
Contents
ディスプレイ選びのポイント
まずはプログラミングのためのディスプレイを選ぶうえで、外せないチェックポイントを確認しよう。
ある程度ディスプレイの大きさは必要
ディスプレイはある程度大きいものを選んだほうがいい。
プログラミングのジャンルによっても異なるが、通常、プログラミングをしている時は複数のウィンドウを開いている。
ウィンドウの切替をうまくおこなうことによって、必要なスペースを減らすことは出来るが、それでもある程度の作業領域は必要だと考えたほうがいいだろう。
少なくともフルHDモニター1台分の解像度(1920 ピクセル x 1080 ピクセル)は確保しておきたい。
ディスプレイの予算は削りすぎない
PCのディスプレイに関しては、ある程度予算に余裕を持って選んだほうがいい。
必要以上にハイスペックなモデルを買う必要はないが、2つのモデルを比較してどちらがいいか迷う場合は高いものを選んだほうがいいだろう。
経済状況に余裕のない人は中古で探すのも悪くないと思うが、すでにある程度の収入がある人なら「先行投資」と考えてある程度いいものを買っておこう。
著者として3万~10万円くらいがディスプレイの予算として適切だと考える。
端子の種類とピボット機能の有無
最近はPCとディスプレイを接続する端子の種類も増えている。
端子の種類にはVGA・DVI・HDMI・DisplayPortなどがあるが、自分の使っているPCが購入する予定のディスプレイへの映像出力を備えているかどうかは事前に確認するようにしておこう。
デュアルモニターを選択する場合は特に注意が必要だ。
使っているPCに2つのHDMI出力があれば問題ないが、古いPCの場合は左はVGA、右はDVIと異なる端子を使わなければいけない時もある。その場合、左と右のディスプレイで同じモデルを使用していても色合いが画質が異なり違和感を感じる場合がある。
また、モニターにピボット機能が備わっているかどうかもチェックしておきたいポイントだ。
ピボット機能とはモニターを90°回転して、縦長の状態でモニターを使える機能。縦長のほうがソースコードの可視範囲が広くなる事から、プログラマの中には縦長でモニタを使う人は多い。
ウィンドウの配置を色々と試してみ作業効率をアップしたいという人は、このピボット機能のついたモニターをサブモニターとして選択するといいだろう。
ディスプレイの組み合わせ
プログラミングをするうえで選択できるディスプレイの組み合わせは多様化してきている。
最終的には個人の好みでディスプレイを配置してくれればいいが、ここでは参考までにいくつかの組み合わせを紹介する。
ウルトラワイドモニター × 1台
ウルトラワイドモニターを単体で使用するパターン。
ウルトラワイドには正方形のディスプレイを2台並べたような27~34インチの「ウルトラワイドモニター」に加え、44~49インチの視界を包み込むような「スーパーウルトラワイドモニター」がある。
プログラミングの世界では長くデュアルディスプレイが好んで使われてきたが、最近はこういったウルトラワイドモニターに乗り換えるエンジニアは非常に多い。
ほとんどのウルトラモニターには以下の写真のようなディスプレイ管理ソフトが付属しており、ウィンドウの配置を自分の希望するレイアウトに瞬時に合わせることができる。

著者もウルトラワイドモニターに移行する際は「画面が多き過ぎて作業しづらいのでは無いか?」と心配したが、実際使ってみた結果としては画面が大きいことによるデメリットは一度も感じたことが無い。
この記事ではウルトラワイドモニターの導入を一番にお勧めする。
デュアルディスプレイ 4K × 2台 or フルHD × 2台
数年前までプログラマの間では主流であったデュアルディスプレイ。
デュアルディスプレイでは同じサイズのディスプレイを2台横に並べて配置する。
正方形に近い感じのフルHDモニターを2台並べればウルトラワイドモニターのような横長になり。4Kモニターを2台横に並べればかなり視界を覆い尽くすような横長のモニターになる。
デュアルディスプレイを選択する場合は、出来れば同じメーカーの同じモデルを揃えたほうがいい。モニターの高さが違ったり、スクリーンの色合いが異なるとかなり違和感を感じるからだ。
ピボット機能がついているモニターを購入するなら、左側は横長、右側は縦長といった感じに様々な組み合わせを試すことができる。
いろいろな配置を試してみたいという人にはデュアルディスプレイはオススメの選択肢だ。
ノートパソコン + 4K×1台
ハイスペックなノートパソコンを所有しており自宅以外の場所でも仕事をしたいという人には、ノートパソコン+4Kモニター1台という組み合わせがお勧め。
机の上を出来る限りスッキリさせたいという、ミニマリステックな欲求もこのセッティングなら満たすことが出来るだろう。
ただし、こういったノートパソコンと外付けモニターを組み合わせるケースでは、どちらのディスプレイをメインディスプレイとするか決めておいたほうがいいだろう。
また、ノートパソコンと外付けモニターの間で視点を動かすこととなるので、デバイスの配置にも気を使ったほうがいいだろう。
プログラミングにお勧めのPCディスプレイ5選
では、著者がお勧めするプログラミングのためのPCディスプレイを紹介していきたい。
Dell C3422WE 34.14インチ 曲面 ビデオカンファレンスモニター
まず紹介したいのはDELLの最新型ウルトラワイドモニター。
DELLというと安価な業務向け通販ブランドのイメージを持つ人もいるかもしれないが、最近では高価格・高品質なディスプレイを多く生産している。
DELLのウルトラワイドモニターは少し値段は高いが通販サイトでのレビューは高評価が目立つ。
著者もこのモデルの先行機種にあたるモデルを使用しているが、高級感のあるデザインとiMacと並べた時の相性の良さから120%満足している。
LG モニター ディスプレイ 29WP500-B 29インチ/21:9 ウルトラワイド(2560×1080)
ウルトラワイドモニターを欲しいができるだけ安く抑えたいという人にはこちらのLGのモデルをお勧めしたい。
LGはウルトラワイドの品質に定評のあるメーカーであり、コストパフォーマンスで考えるならこのモニターより優れたウルトラワイドモニターは無いだろう。
ASUS 4K モニター 27インチ PA279CV-J
こちらはASUSの27インチの4Kモニター。
ウルトラワイドほど横長では無いが、このモニターなら十分な作業スペースを確保できるだろう。
こちらのモデルは4Kモニターには珍しくピボット機能が付いていることからピックアップさせてもらった。
こちらもMacのノートパソコンなどと組み合わせても似合いそうなデザインだ。
BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ EL2870U
BenQは低価格でありながら品質の高さで知られるモニターブランド 。
プログラミングだけでなくPCでゲームもしたいという人にはこちらのモデルをおススメする。
iiyama 23.8型モニター ディスプレイ
高品質なモニターで世界的に有名なiiyamaブランドのフルHDモニター。
スペック上の派手さは無いが、非光沢ディスプレイとピボット機能を備えるモニターであり、プログラミングのためのモニターとしてはお勧めできるモデルだ。
まとめ | プログラミングに最適なPCディスプレイ・モニター5つを厳選して紹介!
今回はプログラミングに適したPCディスプレイ・モニターについてまとめてみた。
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