【2025年】プログラミングに最適なPCディスプレイ・モニター8つを厳選して紹介!

【2025年】プログラミングに最適なPCディスプレイ・モニター8つを厳選して紹介!

この記事では、プログラミングに最適なお勧めディスプレイを選び方のコツやエンジニアにお勧めの組み合わせと併せて紹介したい。

自宅で長時間PC作業をおこなうエンジニアにとって、ディスプレイはもっとも重要な商売道具。

仕事の生産性に影響するだけでなく、悪いディスプレイを使用していれば体調も崩しかねない。妥協せずに自分の好みや作業スタイルに合ったモニターを見つけてほしい。

今回は異なるサイズ・価格帯のモデルを8つセレクトさせてもらった。

ディスプレイ選びのポイント

まずはプログラミングのためのディスプレイを選ぶうえで、外せないポイントを確認しよう。

ディスプレイの予算は削りすぎない

PCのディスプレイに関しては、ある程度予算に余裕を持って選んだほうがいい

必要以上にハイスペックなモデルを買う必要はないが、2つのモデルを比較してどちらがいいか迷う場合は高いものを選んだほうがいいだろう。

経済状況に余裕のない人は中古で探すのも悪くないと思うが、すでにある程度の収入がある人なら「先行投資」と考えてある程度いいものを買っておこう。

著者として5万~20万円くらいがディスプレイの予算として適切だと考える

ディスプレイの大きさはある程度必要

ディスプレイはある程度大きいものを選んだほうがいい。次の章で可能な組み合わせについて紹介するが少なくともフルHDモニター1台分の解像度(1920 ピクセル x 1080 ピクセル)は確保しておきたい

プログラミングのみならずIT業界で働いている人は、通常、複数のウィンドウを常に開いている。

ウィンドウの切替をうまく行うことによって小さいスペースでも対応できる部分もあるが、それでもある程度の作業領域が無ければ作業効率は著しく落ちてしまうだろう。

エルゴノミクスへの配慮

モニターは長時間使うことが前提となるので、目や体に優しいエルゴノミクスに配慮したモニターを選びたい。

モニターの位置や角度が適切でなければ肩こりなどの原因になるし、明るさの調整がうまくできないモニターでは目への負担が増え頭痛の原因にもなったりする。

自覚が無いケースも多いと思うが、モニターから受けているストレスというのは思っている以上に大きい。

激安ブランドのモニターはそういった配慮はされていないので、モニターはある程度いいものを選んだほうがいい。

端子の種類とピボット機能の有無

最近はPCとディスプレイを接続する端子の種類も増えている。

端子の種類にはVGA・DVI・HDMI・DisplayPortなどがあるが、自分の使っているPCが購入する予定のディスプレイへの映像出力を備えているかどうかは事前に確認するようにしておこう

また、モニターにピボット機能が備わっているかどうかもチェックしておきたいポイントだ。

ピボット機能とはモニターを90°回転して、縦長の状態でモニターを使える機能。縦長のほうがソースコードの可視範囲が広くなる事から、プログラマの中には縦長でモニタを使う人は多い。

ウィンドウの配置を色々と試してみ作業効率をアップしたいという人は、このピボット機能のついたモニターをサブモニターとして選択するといいだろう。

ディスプレイの組み合わせ

プログラミングをするうえで選択できるディスプレイの組み合わせは多様化してきている。

最終的には個人の好みでディスプレイを配置してくれればいいが、ここでは参考までにいくつかの組み合わせを紹介する。

ウルトラワイドモニター 34/40インチ × 1台

ウルトラワイドには正方形のディスプレイを2台並べたような34インチの「ウルトラワイドモニター」に加え、44~49インチの視界を包み込むような「スーパーウルトラワイドモニター」がある。

プログラミングの世界では長くデュアルディスプレイが好んで使われてきたが、最近はこういったウルトラワイドモニターに乗り換えるエンジニアは多い

ほとんどのウルトラモニターには以下の写真のようなディスプレイ管理ソフトが付属しており、ウィンドウの配置を自分の希望するレイアウトに瞬時に合わせることができる。

DellDisplayManagerの操作画面

最近は40インチの5KモデルもDellやLGなどから販売されている。値段は15万円以上と高額になってしまうが、生産性を究めたい人は選択肢に入れてもいいかもしれない。

ウルトラワイドモニターのメリット・デメリット

  • Good スタンドがひとつなので見た目がスッキリする
  • Good 画面を3分割にしやすい
  • Good 動画編集ソフトではタイムラインを大きく表示できる
  • Bad ウルトラワイドモニターは選択肢が少ない
  • Bad 重量が重いのでセッティングの際には注意が必要

デュアルディスプレイ 24インチ FHD × 2台

次にプログラマの世界ではいまだに主流であるデュアルディスプレイのパターン。

正方形に近い感じのフルHDモニターを2台並べればウルトラワイドモニターのような横長になる

27インチの4Kモニターを2台並べて使用する人もいるが、横幅が大きすぎて作業効率が落ちるなどのデメリットもあるのであまりお勧めはしない。

デュアルディスプレイでは通常同じサイズのディスプレイを2台横に並べて配置する。

デュアルディスプレイを選択する場合は、出来れば同じメーカーの同じモデルを揃えたほうがいい。モニターの高さが違ったり、スクリーンの色合いが異なると気持ちが悪いからだ。

ピボット機能がついているモニターを購入するば、片方のモニターを90度回転させて縦長に配置することができる。ひとつの画面に多くの行を表示できるのでプログラマでは愛用している人も多い。

いろいろな配置を試してみたいという人にはデュアルディスプレイはオススメの選択肢だ

デュアルディスプレイのメリット・デメリット

  • Good モニター配置の自由度が高い
  • Good 片方を縦置きにできる
  • Good 24インチFHDは安価に手に入りやすい
  • Bad 電源コンセントが2つ必要
  • Bad ノートPCに使う場合、ドッキングステーションが必要

ノートパソコン + 27インチ 4Kモニター × 1台

ハイスペックなノートパソコンを所有しておりノートPCの高品質な画面を活用したいという人は、ノートパソコン+4Kモニター1台という組み合わせがお勧め

このセッティングなら机の上を出来る限りスッキリさせたいという、ミニマリステックな欲求も満たすことが出来る。

このセッティングの場合は、4Kモニターをメインのディスプレイとして、ノートPCの画面はサブとして使うことになるだろう。

ノートPC+4Kモニターのメリット・デメリット

  • Good ノートPCの画面を有効活用できる
  • Good 解像度が高いのでたくさんの情報を表示できる
  • Good メインとサブの使い分けが決まっている場合、適切なサイズでアプリを表示できる
  • Bad 画面に段差ができるので、カーソル移動が不自然になる。

プログラミングにお勧めのPCディスプレイ8選

では、著者がお勧めするプログラミングのためのPCディスプレイを紹介していきたい。

BenQ プログラミングモニター RD280UA

まず最初に紹介したいのは2024年にBenQから発売された待望のプログミング用モニター「RD280UA」だ

世界初とも言えるプログラミング用モニターを発売したのは高品質・高コスパで知られる台湾のディスプレイブランド「BenQ」。

プログラマの生産性の向上やエルゴノミックを真剣に追求し、設計・開発をおこなったこの機種には以下のようなプログラマにうれしい機能が搭載されている。

  • プログラミングに適した作業領域
    ➡ 3:2比のアスペクト比により多くの行を確認できる。
  • 先進的な高度なアイケア機能
    ➡ ライト・ダークのコーディングモードを搭載。文字の識別しやすさと目への負担の軽減を両立する。
  • 背面バックライトを標準装備
    ➡ モニター背面に間接照明を標準搭載し、暗い環境におけるモニターとのコントラストによる目への負担を軽減する。

この機種にはスタンドモデルの「RD280U」もあるが、280UAに付いてくるモニターアームはかなり高品質なので当サイトでは280UAのほうをお勧めする。

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RD280UAならびにRDシリーズについて詳しく知りたい人はこちらのレビュー記事を読んでほしい!

Dell S2721QS 27インチ 4K モニター

次に紹介するのは王道ディスプレイブランドDellの27インチ4Kモニター 。

Dellならではの高品質な性能と充実したユーザサポートがありながらも、4Kモニターとしては値段が安く、安心して選べる一台と言えるだろう

スピーカーも内蔵されていることから映画やゲームもすぐに楽しむことができ、プログラミングのみならず、マルチに使うことができる。

初めて4Kモニターを購入するライトなユーザにはこの一台をおススメする。

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ASUS 4K モニター 27インチ PA279CV-J

次に紹介したいのはASUSの27インチ4Kモニター。

こちらのモデルは4Kモニターには珍しく、ピボット機能が付いていることや高さやチルト調整が細かくできることからピックアップさせてもらった

長時間使用することが想定されるプログラミングモニターでは、体に余分な負担が掛からないように細かく調整できるという点も重要なポイントとなってくる

こちらのディスプレイはシルバーで高級感があり、Macのノートパソコンなどと組み合わせても似合いそうなデザインとなっている。

Dell S3423DWC 34インチ 曲面 USB-Cモニター ディスプレイ

次に紹介したいのはDellの34インチウルトラワイドモニター。

シルバーを基調とした高級感のあるデザインとDellならではの安定感が魅力だ

著者も自宅ではこのディスプレイを使用しているが、サイズ・機能・値段などを考慮すると多くのプログラマにとって最適解といえるモデルだと思っている。

34インチは正方形をふたつ並べた感じで画面を半分に分割しても、3分割してもちょうど使いやすい。画質は5Kモデルと較べると見劣りするがプログラミングの用途では十分だろう。

また、DELLのノートPCやディスプレイを導入しているIT企業は数多く、互換性の部分で安心して使えるのもメリットのひとつだ。

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LG モニター ディスプレイ 34WQ75C-B 34インチ/曲面型ウルトラワイド(3440×1440)

次におススメしたいのがLGのウルトラワイドモニター。

LGはウルトラワイドモニターのグローバルシェアNo.1のブランドであり、低価格ながら安定した品質に定評がある

このモデルはビジネスはもちろん、映像制作やゲーミングなどにも使える汎用性の高いモニターとなっており、もちろんプログラミングにおいても快適に使用することができる

目への負担を軽減する「フリッカーセーフ」や「ブルーライト低減モード」が搭載されているのもうれしい。

Dell U4025QW-A 39.7インチ 曲面Thunderboltハブ モニター

次に紹介したいのはDELLの40インチ5Kウルトラワイドモニター

このモニターはDellの技術力のすべてを注ぎ込んだような豪華なスペックの一台となっており、5K「5120×2160」という高解像度では珍しいリフレッシュレート120Hzとデータとビデオの送信が可能なThunderbolt 4接続を搭載している

眼精疲労を和らげるアイケア性能を評価する最新の業界基準、TÜV Rheinland認定にて5つ星を取得した初の5Kモニターでもあり、長時間作業する人にもおススメできる。

生産性の面から考えれば「40インチ5Kモニター」は現在販売されているモニターの中で最高の選択肢あだ

値段は20万円以上とかなり高額だが、その最強のスペックをぜひ体験してみてほしい。

iiyama モニター ディスプレイ XUB2493HS-B6 23.8インチ フルHD 5年保証

次に紹介するのはiiyamaの24インチフルHDモニター。

iiyamaは世界的な知名度を誇る日本の高品質なPCモニターブランド。iiyamaのモニターは特にオフィス用として様々な企業で導入されている。

こちらのモデルは低価格でありながら非光沢ディスプレイとピボット機能を備えており、プログラミングのためのモニターとしては充分にお勧めできるモデル。

2台購入してデュアルモニターとして使おう。

BenQ プログラミングモニター RD240Q (24.1インチ/WQXGA(2560×1600)/IPS/16:10

最後にBenQのプログミングモニターシリーズから24インチモデルの「RD240Q」を紹介したい。

このモニターのポイントは24インチとしては珍しいWQXGA(2560×1600)という高解像度

24インチのFHDモニターをデュアルで使うと少し作業領域が足りないが、27インチの4Kモニターをデュアルで使うのは大きすぎるという人には、このモニターをデュアルで使うバリエーションをお薦めしたい

高解像度であることに加え、16:10という縦長のアスペクト比となっているので、さらに縦にも広く作業領域は確保できる。

まとめ | プログラミングに最適なPCディスプレイ・モニター8つを厳選して紹介!

今回はプログラミングに適したPCディスプレイ・モニターについてまとめてみた。

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