JavaScriptの配列を学ぶ!宣言・代入・for文などを解説。

JavaScriptの配列を学ぶ!宣言・代入・for文などを解説。

この記事では、JavaScriptの配列について基礎から応用的な使い方まで説明する。

配列はプログラミング初心者の最初の難関。JavaScriptならではの部分もあるのでしっかりとマスターしておきたい。

この記事は以下のような人たちを対象にして書いている。

  • プログラミングの初心者で配列について1から勉強したい人。
  • 他のプログラミング言語の知識を持っており、JavaScriptの配列について知りたい人。
  • 実務に役立つ配列の応用的な使い方を学びたい人。

なお、連想配列については別の記事で解説するので、そちらを参考にしてほしい。

配列とは?

配列とは複数の値を順序を付けて格納した集まり。配列の中身はインデックス番号で管理される。

JavaScriptでは、異なるデータ型をひとつの配列に格納することができる。

また、配列の中に他の配列を値として格納することもできる。

配列の使い方

では、JavaScriptにおける配列の使い方を見ていこう。

配列の宣言

JavaScriptの配列は以下のように宣言する。

const numberArrary = []; 

変数のタイプは「let」では無く「const」でいい。

配列と同時に値を代入したい場合はカギ括弧内にコンマで区切って値を書く。

const numberArray = [12, 5, 8];

値の代入

配列に値を代入する場合はpush()メソッドを使用する。

numberArrary.push(5);

このようにすると次の空きのインデックスに値が代入される。

指定のインデックスに値を代入する際は以下のようにカッコ内にインデックスを指定する。

なお、配列のインデックスは0から始まるので気を付けよう!

numberArray[2] = 15;

インデックスの値を取得する

配列の中の特定のインデックスの値を取得する際は、以下のようにインデックスをカッコ内に指定する。

const numberArray = [12, 5, 8];
console.log('3番目の数は' + numberArray[2] + 'です。'); 
注意!
インデックス番号は0からスタートする。つまり、1番目の値はインデックス「0」に、2番目の値はインデックス「1」に納められているので注意する。0から始まる数字の数え方はプログラミングのあらゆる場面で使用する。早めに慣れてしまおう!

すべての値を取得する

すべての配列を書き出したい場合はforEach()メソッドを使用するといいだろう。

const numberArray = [12, 5, 8];
numberArray.forEach(num => console.log(num + ', '));  

なお、格納された値を確認したいだけならば、JSONクラスのstringifyメソッドを使用して値を書き出すこともできる。

console.log(JSON.stringify(numberArray));

配列をfor文でイテレーションする

for文を使って配列をイテレーションしたい場合は以下のように記述する。

const numberArray = [5, 12, 8]; 
for (let num of numberArray) { 
 console.log(num);
}